M1 MaxでトリプルディスプレイするためにOWC Thunderbolt Dock買った
転職し、一人暮らしを始めたばかりの新居でリモートワークをすることになった。
そこで前々からやりたかったトリプルディスプレイ環境を構築するためにいい感じのドックがないか調べOWC Thunderbolt Dockを買った。
実際調べた中で参考にしたのはYoutubeの動画。
Youtuberのレビュー動画でM1 Maxでトリプルディスプレイをするという自分がやりたい構成に近かったため。
動画でも紹介されているが、アミュレットというアキバのショップが出しているブログ記事がとても参考になる。
他にレビューがあるようなドックで、
- MacBook Proでトリプルディスプレイできる
- ケーブル一本つなぐだけで済む
- ある程度USBポートもついてる
- 電源も供給できる
といったものが見つからなかったので高かったが泣く泣く買った。
USBポートがいらない場合はOWC Thunderbolt Hub、電源供給がいらない場合はOWC Thunderbolt 3 mini Dockがもう少し安い。
元々HyperDrive GEN2を持ってたので使えるか試してみたが、外部ディスプレイがミラーリングになってしまった。
よくよく仕様を確認し直したらMacはそうなってしまうらしい。
Mac OSはシングルストリームトランスポート(SST)のみのサポートです。1台のUSB-C接続で1台のディスプレイしかサポートできません。2台目のディスプレイは1台目のディスプレイのミラー表示となります。
こいつはThinkPad L380用として使うことにしたが、2台あるので1台は完全に余ってしまった。
(なんで2台持ってるんだろうね?)
構成
今回この構成を試したが問題なく動いた。
- MacBook Pro (14インチ, 2021)
- 自分が使っているのはM1 Maxだが、M1 ProでもOK。M1無印はデュアルまでっぽい
- IntelのMacBook Pro (15-inch, 2018)でもOKだった
- EX-LDQ241DB * 2
- WQHD。前から1枚使っていたのを買い足したら前より値上がりしてて泣いた
- OWC Thunderbolt Dock
- USB-C-HDMIケーブルアダプタ
- Amazon Basicsのやつ
使用感
とりあえず「ケーブル一本繋げばトリプルディスプレイかつUSBでマウスやらiPadを使える」という目的が達成されたのでかなり満足。
今の所相性問題も発生せず問題なく動いている。
欠点としては、
- 高い
- Thunderbolt対応製品は大体高いのでまぁ我慢…
- スリープから復帰したときに片方のディスプレイがつかなかったりする
- 再起動したらつくのでよくわからん。HyperDrive2台使ってたときも起きたのでOWCの問題なのかもよくわからない
- ACアダプタがデカい
- 前述のアミュレットのブログに写真があるので要確認
- ACアダプタからノイズが出る場合があるらしい
- 前述のYoutubeで言及されていた現象。今の所手元のやつは鳴っていない
が挙げられる。まぁ許容範囲ではある。
人生初の確定申告をした話
この記事は初めて自分で確定申告をした素人が書いた記事のため、誤った内容が含まれている可能性があります。
TL;DR
- 年末を無職で過ごすと給与2000万とか副業とかなくても確定申告が必要
- 所得が給与所得だけで控除されるようなものもないなら結構かんたん
- それはそれとして会社に所属していればやらなくていいことなのでいきなり年末に無職になるとかはやめたほうが吉
確定申告が必要になる状況
確定申告と聞くと「稼いでいる(給与が2000万を超える)」とか「副業がある」などといったイメージがあるが、
「会社員として働いていたが、退職し年末を無職で過ごす」ことで年末調整をしていない場合は確定申告をする必要がある。
(そもそもいきなり会社辞めて年末をまたいで無職を数ヶ月続けるというのが普通ではないという可能性)
申告方法
書面での申告と電子申告がある。
書面での申告の場合、手書きするか国税庁 確定申告書等作成コーナーで情報を入力して出力されたPDFを印刷し、提出する2種類の方法がある。
電子申告の場合、国税庁 確定申告書等作成コーナーで情報を入力したあとそのままデータを送信する方法になる。
今回自分は電子申告を選択した。
電子申告(と書面の生成)にはマイナンバーカードカードが必要なため予め発行しておく必要がある。
発行までに1ヶ月ほどかかるようなので、1月上旬ぐらいには発行手続きをしておかないと間に合わないかも。
電子申告で必要なもの
- PC
- マイナンバーカード
- ICカードリーダーもしくはマイナンバーカード対応NFCスマートフォン
- 申請に必要な情報(が載った書類)
今回自分は「給与所得のみ(副業や投資をしていない)」、「健康保険以外控除されるようなものはない(生命保険やふるさと納税)」といった事情があり、
実際に用意したものとしては「PC」、「マイナンバーカード」、「ICカードリーダー」、「源泉徴収票」だけだった。
申告の手順
国税庁 確定申告書等作成コーナーにアクセスし、「作成開始」を選択する。
「令和3年分の申告書等の作成」-「所得税」を選択
マイナポータルと連携するか?は「連携しないで申告書等を作成する」を選択
(ふるさと納税や医療費控除がある場合は連携したほうが良さそう)
事前準備でマイナポータルアプリのインストールやChrome拡張のインストールを行う
(完了したら「利用規約に同意して次へ」を選択)
「マイナンバーカードの読み取り」を選択し、利用者証明用電子証明書パスワードを入力する
(なんか押したあとに「申請書等を作成する」を選択する)
「令和3年分 所得税および復興特別所得税の確定申告書作成コーナー」で「次へ進む」を選択する
生年月日の入力と、確定申告書の提出方法(e-Taxにより税務署に提出する。)を入力する
申告内容に関する質問に回答し、「次へ進む」を選択する
(給与以外に収入なし、源泉徴収票は1枚年末調整は済んでいない、税務署からの通知は受けていない)
「収入金額・所得金額の入力」で給与所得の入力をする
(給与所得の「入力する」を選択し、年末調整済みでない源泉徴収票の入力を選択し、説明通りに入力する)
「所得控除の入力」で「社会保険料控除」がん有力されていることを確認する
(源泉徴収票の内容を入力すると健康保険の内容がここに反映されるらしい)
「税額控除・その他の項目の入力」は何もなし (住宅関係のやつとかあるから家がある場合は要確認)
「計算結果確認」で納付金額もしくは還付金額が表示されるので確認 自分は還付されるようだ。まぁ普通に給与所得だけだとそうなる気がする。
「住民税等入力」は何もなし(のハズ)
「住所・氏名等の入力」で必要な内容を入力
(還付がある場合はここらへんで銀行口座の情報も入力するはず。記憶が怪しい)
「申請書等の送信・印刷」で記入した内容のPDF出力と、実際の申請書の電子署名と送信を行う
多分以上。
感想
給与以外の所得がないとか控除されるようなものをやっていないということもあり非常にかんたんだった。
(何もわかっていないから必要なことが抜けてるしれないが…)
マイナンバーカードの発行やICカードリーダーの用意、必要な書類の収集が完了していれば1時間ぐらいで終わるのではないかという印象。
ただマイナンバーカードの発行や源泉徴収票をなくしていた場合の再発行は時間がかかるため「段取り八分」という言葉が浮かんだ。
真面目な人間ならそういう点も苦にしないと思うが、ズボラでだらしない人間は年末に無職で過ごすのはおすすめできない…
(そもそも真面目な人間は無職のまま数ヶ月過ごすということがないかもしれないが…)
#iOSDC 2021でMeCabを使った改行位置制御ツールを作った話をしました
こういったカンファレンスはiOSDC2020で初めて参加して、「面白かったし発表とかできたらかっこいいなぁ。でも何か発表できるようなネタもないしなぁ…」と思っていました。
今年に入り、仕事の中で「改行位置がiPhone SE(1st)だと微妙だけど、iPhone SE(1st)に合わせて改行しちゃうと今度はiPhone 12 Proで微妙だなぁ…」という状況に出くわしました。
その時は納期に追われて妥協して改行を入れたのですが、そのもやもやが残っていたところにiOSDCのプロポーザル募集を見て、「改行位置制御できたらトークのネタになりそうだなぁ」と思い試したところWORD JOINERを使えば理論上うまく行くことがわかりました。
そこで調子に乗ってプロポーザルを出したところ、採用されてしまった(失礼)ため逃げられなくなりました。しかしながら仕事が忙しいのにかまけてスライド作成も実装もサボっていたら9月になってしまい、夏休みの宿題を8月末に始める学生のごとく締切駆動開発ででっち上げた形になりました。
そんな形で作ったせいで40分のトーク枠にも関わらず20分強程度ととてもまともとは言えないトークになってしまって非常に申し訳なかったです。
実装に関しても、直前にでっち上げたため、mintによるインストールだとBundleの扱いがうまくいっておらず、エラーで動かないのも爪が甘い点でした。何事も入念な準備が大事ですね。
ask to speackerでも「WORD JOINERの挿入はアクセシビリティ機能の読み上げに影響があるか?」という質問をいただいたもののそこまで考慮できておらず回答できなかったのも心残りでした。
しかしながら、参加できたことはとても良かったので今後もなにかネタがあれば発表できればと思います。